◇医療情報−ワクチネーションプログラム


ワクチネーションとはウイルスによっておこる病気に対して免疫(抵抗力)を与えるということです。この免疫を100%にするとワクチネーションをした病気に関しては全く罹ることはありません。しかし、100%ということは実際に不可能ですので、限りなく免疫を高めるという方法がとられています。これはどういう意味かというと95〜99%以上の動物が免疫を獲得できるようにするということです。
参考までにアメリカで推奨されている犬のワクチネーションプログラムは、6週齢、9週齢、12週齢、18週齢、1歳齢、その後は年一回というように非常に多数のワクチネーションを行うものです。この方法は確かに高い免疫を獲得するかもしれませんが、現実的ではありません。
そこで当院では少ない回数で比較的高い免疫を獲得するために、以下のようなワクチネーションプログラムを推奨しています。

初めてワクチネーションをするとき
■生後3ヶ月未満の犬…2ヶ月齢−初回
                3ヶ月齢−2回目
                4ヶ月齢−3回目
 以後年1回

■生後3ヶ月以上の犬および猫(2ヶ月齢以上)
 1回目のワクチネーションから3週間後に2回目
 以後年1回

御不明の点などがございましたらお気軽にお問合せください。


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