◇医療情報−変形性脊椎症



変形性脊椎症は高齢の犬によく見られる脊椎(背骨)の病気です。
病気の進行ともに激しい痛みや、神経の麻痺が見られ、ワンちゃんが最終的に寝たきりになってしまうこともあるのです。


【原因】
いくつかの原因があげられています。
・ 椎間板の病気
・ 先天性(生まれついて)の脊椎(背骨)の奇形
・ 脊椎(背骨)の炎症
・ 脊椎(背骨)の手術
              などです。


【症状】
多くの場合症状は見られません。
しかし症状が一度現れると、激しい痛みがあったり、神経が麻痺したりするので、立つことができなくなったり、自力で排尿・排便ができなくなることもあります。
また変形した脊椎(背骨)は脆くなっているので骨折することもあります。


【診断】
身体検査(脊椎に痛みがあるかなど)とレントゲン検査で診断します。


【治療】
症状がないときには治療の必要はありません。
激しい痛みが見られるときには、鎮痛剤投与やレーザー処置などで内科的に治療して、その痛みを取り除いていきます。
場合によっては手術が適応になることもあります。




獣医師 加藤拓也  2003.1.20




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