◇医療情報−尿毒症




腎臓の機能が正常のときには尿中に出されるべき尿素などの老廃物は、腎臓機能の低下によって体内に蓄積します。それが進行すると高窒素血症をはじめとするいろいろな症状が発現し、心血管・血液・呼吸器・消化器・皮膚・神経系などを障害します。その結果発現する多彩な症状を尿毒症と言います。


【臨床症状】
心臓:高血圧や貧血によって心拍出量や心拍数の増加となり結果左心肥大となります。尿が出にくくなることにより血中のK(カリウム)が増加して結果心拍数に異常がでて心停止することもあります。

消化器系: 口→歯肉に潰瘍が形成されます。
       胃→出血性潰瘍性胃炎から嘔吐が起こります。
       腸→下痢(腸炎が起こっているとき)や便秘が起こります。

神経系 : 初期→元気消失、食欲不振などがみられます。
      進行すると→全身の筋力低下、筋痙攣などが起こります。
      末期→尿毒症性昏睡〜死亡に至ります。


【治療】
・腎機能障害の治療として輸液療法を行います。
・それぞれの症状にあわせての対症療法になります。
・大学病院などでは腎移植も行われることがあります。


VT 望月慎也 2002.10.25

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