◇医療情報−感電



【原因】
家庭にある電気コードなどをかみ切ることによって感電します。


【症状】
・急性の右心不全や、心因性ショックを起こす場合があります。また、神経性肺 水腫を起こすこともあります。

・電流により肺の毛細血管が損傷を受け、二次的に濾出液の肺胞への移行が 起ります。

・仔犬・仔猫の場合は急性呼吸困難に陥ることもあります。

・ 唇、舌、口腔内にしばしば火傷が見られます。


【診断】
・ 胸部のレントゲン写真を撮り、肺水腫の有・無を確認します。
・ 傷をうけてしばらくの間は動物が正常のように見えますが、1〜2時間経過す ると肺水腫が明らかになることもあります。


【治療】
・ 呼吸困難がみられる場合は直ちにその原因を検査し、酸素療法を行い呼吸の病状が軽減されるまで治療を継続する必要があります。

・ 口腔内の火傷は損傷の程度によって長期治療が必要な場合もあります。


【予後】
小さい頃から電気コードにたわむれる習性を持っている犬・猫は、また同じ事をする可能性が高いので十分注意して下さい。最近では、ペットが咬んでも安全なコードやカ バーも販売されています。又、咬み癖防止の苦いスプレーやゼリーを使用するのも良い でしょう。しつけが重要な要素になります。ちいさいうちからきちんとしたしつけを行いましょう。いつもおとなしいコでも痛みやショックなどで暴れたり、咬みついたりするので注意して下さい。
いずれにしても素人判断によらず、はやめに動物病院で診察、治療しましょう。


                         
VT 加々美 敏子 2003.2.19

トップ アイコン
トップ
トップ アイコン
医療情報