◇医療情報−肝硬変





原因
肝臓の胆管が詰まる事によって胆汁が溜まってしまったり、慢性肝炎などの長期的な肝臓の障害の末、見られる症状です。このような事により肝臓に負担がかかり続けると肝臓の血管周辺が線維化し、肝小葉(一定数の肝細胞が集まった単位)が固い塊になります。その結果、肝臓本来の働きが出来なくなります。


病状
(初期) 食欲不振、下痢、便秘、痩せ細るなどがみられます(進行後)食欲廃絶、黄疸、腹水、正確の変化、神経症状などがみられます


治療
肝硬変の動物では治療は単に対症治療しかありません。脱水、感染、低カリウム血症、高タンパク食給餌は肝性脳障害を発症させやすいので与えてはいけません。動物病院には肝疾患用の食事もあるので食事を中心とした治療がベストです。食餌内容としては低脂肪食が有効です。神経症状を示していない症例では、老犬用の食物内容が最適です。神経症状が発症した時は低タンパク食が良いです。
また、運動制限も必要です。


経過及び予後
短期の予後は良好ですが、長期的には予後不良の場合もあります。



VT 日下部ゆみ 2002.10.15


トップ

医療情報