◇医療情報−耳血腫




耳介は、皮膚と耳介軟骨(じかいなんこつ)により構成されています。
耳血腫とは耳介に存在する血管が破壊されて耳介の中に血液を大量に含んだ液体がたまり、耳介はふくれあがる病気です。



原因
耳血腫の原因は現在、正確には知られていませんが、免疫系の関与も考えられています。耳介やその周囲の急性あるいは慢性の炎症等は耳血腫を引き起こす誘因となります。



症状
耳介の中にに血液や血液を含んだ液体がたまるために、異常に腫れて熱っぽくなります。
動物はは耳を触られるのを嫌がって耳を気にしはじめ、首を振ったり耳を頻繁にひっかいたりします。自然に治る例もまれにありますが、痛みを訴え、首を傾けたり、耳介を気にし首を振る、耳を頻繁にひっかくなどの症状を示すこともあります。 

     
          
治療
治療法としては、耳介にたまった血液成分を注射器で抜き取る方法がありますが、これではまたすぐにたまってしまい一時的な処置に過ぎませんので耳介の皮膚と耳介軟骨を縫合する手術を通常行います。
通常は外科手術によって治療します。手術によって耳が変形(萎縮)する事があります。


獣医師 藤村淳 2002.11.25

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