◇医療情報−母親の一過性低血糖







【原因】
分娩前後の高栄養要求、多量の授乳およびストレスが原因で低血糖が引き起こされる結果、神経症状を伴う糖代謝異常となります。エネルギーを脂肪に要求するためにケトーシス(体内にケトン体が異常に増加するために、さまざまな臨床症状が発現する状態をいいます)の併発も認められます。


【症状】
元気消失・体温上昇・呼吸速迫・頻脈・陣痛微弱・歩様の異常・全身性の強直性あるいは間代性痙攣・反射機能の亢進・アセトン臭を伴う尿の排泄などがみられます。


【検査】
全身検査による臨床症状の確認。血液検査、尿検査をおこないます。


【治療】
ブドウ糖液の静脈内投与します。3.4時間間隔で分娩後48時間、あるいは回復するまで継続します。


【看護のポイント】
分娩前後の母親の栄養要求に応じたごはんを与えるように心掛けてください。最近では、妊娠中・授乳期中のごはんも数多く販売されています。いわゆる栄養価の高い食事です。



VT 加々美敏子  2003.12.9

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