◇医療情報−乾性角結膜炎(ドライアイ)




【原因】
外傷や感染その他の原因で涙の分泌がなくなったり少なくなることにより乾性角結膜炎が発生します。


【症状】
片目または両目の粘着性の目脂(めやに)付着、結膜の炎症や充血、角膜の乾燥、角膜の透明度消失、角膜潰瘍などになり痛みを伴うこともあります。また、細菌の2次感染を起こすことがあります。進行すると失明することがあります。


【診断】
シルマーティアーテストというテストで涙がどれだけ出ているか調べます。
それにより診断していきます。


【治療】
ほとんどの場合は原因が分かりません。その場合は対処療法として角膜と結膜を保護する意味で人工涙液などを点眼していきます。また、こまめに洗眼していくと効果的です。
また、治療には時間がかかります。何週間または何ヶ月と治療していかなければなりませんので早期発見が望ましいです。


                         
VT 望月 慎也 2003.4.29

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