◇医療情報−アナフィラキシーショック






【原因】
抗原が体内に侵入→免疫細胞が異物と判断→再侵入に備えてIgE抗体(体内に侵  入した抗原を攻撃するタンパク質分子(抗体)の中の一種)を作り出す→肥満細胞(IgE受容体)や好塩基球(白血球の一種)と結合。→異物の再侵入→肥満細胞がヒスタミンなどを放出→強いアレルギー反応を起こす
ちょっと難しいのですがこういう機序で症状が出ます。


【症状】…即時型1型アレルギーの場合
多くは抗原が侵入して30分以内〜2時間以内に発現します。症状は強く持続時間は短いのが特徴です。

  呼吸器系:胸痛、呼吸困難
  皮膚  :痒み、むくみ、蒼白、潮紅
  心臓血管系:脈拍微弱、頻脈、低血圧、
  神経系  :不安、意識障害(混迷、昏睡)
  その他:結膜充血、嘔吐、腹痛


【抗原となるもの】
昆虫毒、食物、薬物などです。
薬物では初回投与でも、投与数十年後でも十分注意する必要があります。
一般的にはワクチンによって起こる物です。


【治療・処置】
抗原との接触をできれば避けることです。
意識、気道の確認、体温の測定、血圧低下ならば輸液を開始し、抗ヒスタミン、ステロイド剤の投与を行います。
呼吸管理:酸素吸入、症状の進行が予想される時は気管内挿管を行います。



VT 望月慎也  2003.12.9

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