◇医療情報−初めて犬を飼う方へ
子犬がわが家についた日は、みなさんは可愛さのあまり大騒ぎすることがあるでしょう。しかし、子犬は初めての新しい環境で精神的にも肉体的にも疲れています。したがって、一日も早く新しい環境に慣れさせるために、ごく自然に子犬と接してください。子犬が寝ている時はそっとしてあげるよう、子供さんにも教えてあげてください。
@食餌
犬種、体質、体格などで食餌の量が異なります。 一般に 頭の大きさ=胃袋の大きさ といわれています。3ヶ月以上は一日4〜5回、6ヶ月まで一日3回、それ以上になったら一日2回与えてください。また、3ヶ月以上ではドッグフードをそのまま与えるのが理想的です。その他いろいろと個体差がありますので、詳しくはお尋ねください。
A飲み物
新鮮な水をいつでも飲めるようにしておいてください。牛乳は下痢の原因にもなるのでなるべく避け、ペット用のミルクを与えてください。
Bしつけ
しつけの時期は早ければ早いほど良いのですが、判断力や体力がついていかないことがあります。赤ちゃんも初めは何もできません。犬も同じです。あきらめずに気長にしつけてください。
Cワクチン
犬病、ジステンパー、伝染性肝炎、レプトスピラ、パルボ、パラインフルエンザなどのワクチンがあります。いったん罹ると死に至る病気もあるので必ず接種をするようにしてください。
D駆虫
子犬は母犬のおなかにいるときから胎盤を通して寄生虫を持っていることがあります。検便をして消化管内寄生虫を確かめてください。
Eフィラリア予防
生後2ヶ月以上で月1回の予防薬を飲ませてください。期間は毎年5月から12月までです。
Fその他
ワンちゃんの健康のために月に一度は健康診断を受けて下さい。
御不明名点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
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