第5回 爪のお手入れの仕方


ワンちゃんの爪、伸びてないですか・・・?
爪なんて放っておいても一見たいしたことないようですが、実は放っておくと大変です!
 何かに引っかかったはずみで前肢を痛めたり、目や皮膚を引っかいて傷をつけてしまったり、巻き爪になって肉球に食い込んで歩けなくなってしまったり・・・といろんなことを引き起こす原因になります。
 爪の中には血管が通っていて、爪と一緒に血管も伸びていきます。伸びきった爪を短くするには、その血管も切らなくてはならないのでワンちゃんに痛い思いをさせることになってしまいます・・・。
 そうならないように定期的に爪の伸び具合をチェックし、爪切りに挑戦してみて下さい!

☆毎日、外にお散歩に行くワンちゃんは・・・。
 地面(たいていはコンクリート)との摩擦によって、自然と爪がすり減っていくので爪きりはそれほど必要ないでしょう。ただし、前肢にある人間の親指にあたる爪は地面との接触がないので切り忘れてしまうと、巻き爪になってしまいます。この爪が伸びきってしまい、肉球に食い込みそうになっている子が結構いるので要注意ですよっ!

☆ほぼ、お家の中にいるワンちゃんは・・・。
外を歩くことが少ないので、爪がすり減らず伸びるのも早いものです。よく爪を見て、伸びていたら切ってあげて下さいね。 

では、爪きりの仕方です

@まず、爪切りを用意してください。

  
一般的に使われるのはギロチンタイプの爪切りです。



  深爪して出血してしまった時に化学的に焼き、止血する物です。
  ※他の止血には使わないで下さいね!



Aワンちゃんの足を持ち、支えてあげます。

爪切りに慣れていない子は嫌がって暴れてしまうかもしれないので、抱え込むように持ってあげると良いでしょう。(本当は子犬のうちからやってあげると良いんですよ!)それでもダメなら2人でやってあげて下さい。




  慣れている子は普通に足を持ち上げるだけでも大丈夫です。



B爪を切ります。
・白い爪の子:ピンクに見える血管と、白い爪の部分の境目からちょっと先端寄りを切ります。
・黒い爪の子:まず、半透明な爪がないか探し、もしあったらその爪を切ってみてどのくらい伸びているかの目安にして下さい。そして、黒い爪を切る時は、輪切りにするように、少しずつ切っていきます。
 血管に近づくにつれて、断面の中心に黒いシンのようなものが見えてくるので、そのシンが見えてきた終わりです。


             爪切り前                              爪切り後



C最後に角を軽くとり、やすりで削ってあげたら爪切りは終わりです。爪を切る時点で血管のギリギリを切ってしまうと、やすりをかけた時に出血してしまうので注意して下さいねっ!

 
※出血してしまった時、クイックストップがなかったら代用としてお線香の灰あるいは、燃やし終わったマッチの頭の部分をつけてあげると止血するとこができますよ!(熱いままではなく、冷ましてから付けてあげてくださいね!)

爪切りは月に一度の目安でやってあげるのが良いでしょう。
仔犬の爪は生後一ヶ月くらいすると鋭くなり、母親のお腹や兄弟を傷つけてしまう恐れがあるので、早めに切ってあげて下さい。
 この頃に無理に抑えてつけて爪を切ると、爪切り嫌いになってしまうので、初めのうちは本当に先の方だけを切り、慣らせる所から始めると良いでしょう!それでも無理なようなら病院に行って切ってもらうか、コツを教えてもらうのも良いでしょう!!

頑張って爪切りに挑戦してみて下さいっ(^^)!


トリマー:小松 恵子


戻る