第1回 歯のお手入れの仕方

歯の管理は、ホームケアが重要です。歯の手入れを一生懸命することで、口の中を見ることが多くなり、『あれ?前からこんなだったっけ?』と、異常に気付きやすくなるからです。そして、早期検査・治療により病気を防ぎワンちゃんの健康を維持することができます。
口の中を清潔に保つには、家庭での歯磨きがとっても大切です。歯磨きの目的は、歯垢の除去と歯肉のマッサージです。つまり、ワンちゃんも人間と同じなんですよ。
歯垢の除去には、おもちゃを使うこともありますが、歯の磨滅や歯肉の損傷などの危険がないわけではないので、もっとも安全で効果のある方法は歯磨きをすることになります。
ここでは、・チェックポイント・歯磨きの慣らし方・歯磨きの仕方を紹介します。参考にしてください。

☆歯磨きをするときのチェックポイント☆
1.口の中は臭くないですか?
2.口の中のできものはありませんか?
3.歯茎は腫れていませんか?
4.歯石はついていませんか?
5.乳歯はきちんと生え変わっていますか?残ったままになっていませんか?歯石がつきやすくなりますよ。(生え変わり時期3〜7ヶ月くらいの間)

☆歯磨きの慣らせ方☆
1.マズルをつかんで口を閉じて、そのままの状態でいることになれさせます。
2.静かに口唇をめくりあげて歯を調べます。口唇をめくることに対して慣れさせます。
3.口の周り触らせたり、歯を見せることに抵抗がなくなったら歯磨き開始です。
※『待て』ができて我慢することができたら、トリーツ(ご褒美)をあげてほめてあげてることも大事ですよ。


☆歯磨きの仕方☆
◎初めてのワンちゃんは・・・

指歯ブラシを人差し指にはめて反対側の手でワンコの頭を動かないように押さえながら、親指で唇をめくりあげて、歯が見えるように持ちます。歯と歯茎をやさしくマッサージするように、こするだけです。まずは、前歯の外側だけからはじめましょう。



慣れてきたら前歯から奥歯へ移動てください。





すごく慣れたら歯の内側もマッサージしてください。これができたらかなり上達したことになります。
(^−^)b



歯磨き布・ガーゼで磨くのでも簡単です。




次は歯ブラシに挑戦してみましょう!

◎慣れているワンちゃんは・・・

さぁ、指歯ブラシに慣れたら本格的に歯ブラシを使ってみがきましょう。歯ブラシを持つ反対側の手でワンコの頭を動かないように押さえながら、親指で唇をめくりあげて、歯が見えるように持ちます。
歯ブラシを歯と歯茎の間にあてて、円を描くように歯と歯茎をマッサージしてあげてください。
この場合もいきなり歯ブラシでゴシゴシ長い時間みがくと、『何するんだ〜』っと、驚くので焦らずに前歯だけから始めてください。



慣れてきたら前歯から奥歯へ移動するように磨きましょう。





すごく慣れてきたら、歯の内側も磨いてあげましょう。ここまでできればすばらしい!d(^−^)b



歯磨きは生後2ヶ月くらい(乳歯の頃)からはじめて、リラックスした状態で毎日・食後に行うことが理想です。つまり、しつけの一環なのです。
毎日たいへんですが、ワンちゃんの健康を守るためにみなさんもチャレンジしてください。また、年に1回健康診断で獣医師にチェックしてもらうことをお薦めします。


トリマー 大木 賀央里 


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